キッチンカウンターの原状回復

普段は指先程度の小さな傷、大きくても手のひらサイズの補修が殆どなのですが、大きな物でも時間は掛かりますが補修は可能です。今回はその一例をご紹介します。

対象はキッチンカウンターです。賃貸の原状回復になります。
以前の住民がよく利用していたのか、全体的にかなり表面が荒れています。表面のクリア層が一部剥がれ、その他も汚れや色あせで変色しています。
ここまで広範囲に劣化しているなら新品に交換したいところですが、カウンターは建具として組み込まれているので、取り換えるとなると最悪壁やキッチンを壊す必要が出てきます。そうなると原状回復というよりリフォームですね。そこまで費用をかけるのは貸主様としてはできるだけ避けたいところだと思います。
このカウンターを一日掛かりで補修してみました。

   Before1   

   Before2   

Afterが補修後の画像です。さすがに新品同然とまではいきませんが見違えるほど綺麗になったと思います。
補修方法は意外と単純で、表面を全体的に削って古い塗膜を削り落とし再コーティングしています。殆どの汚れは古い塗膜と一緒に削れましたが、それでも落ちないものは着色で隠しています。一見すると修復不可能に思えるボロボロな物でもここまで修繕することが可能です。

   After1   

   After2   

大きい物でも補修できます、というご紹介でした。注意点としては表面を削る際、かなり削り粉が舞う事です。周りが相当汚れるので人が住んでいる部屋ではこの補修方法は実質使えません。空き部屋の原状回復なら可能です。
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下駄箱の補修

下駄箱の扉にできた傷の補修をご紹介。
直す前はBefore画像のような状態でした。表面の板が剥がれてしまい、接着剤でくっつけようとしたが上手く傷が隠れなかったようです。凹んでいるようにも見えますが実際は逆で傷の部分だけ膨らんでいます。使用した接着剤の分、厚みが増したためでしょう。簡易な補修だと恐らくこんな感じの仕上がりになると思います。

   Before 

当店が補修し直した結果がAfter画像です。どうでしょうか?ちょっと離れて撮った画像でも殆どわからなくなったと思います。
補修のついでに専用のクリーニング剤を用いて全体的に磨いたので、所々あった黒い汚れも落としました。磨くだけで落ちる汚れであれば追加料金なしでご対応いたします。
綺麗にしたい家具などがある方は是非当店をご利用ください。

   After