玄関ドアの擦り傷

今回は玄関ドアのリペア例です。
Before画の中央辺りに横に一本白い線が見えると思います。汚れのように見ますが何かを擦った跡になります。
最近の住宅だと玄関ドアの素材はアルミやスチールなどの金属製である物が殆どだと思います。金属の傷は見た目以上に傷が隠れ難いです。今回のような小さい傷ならちょっと色をつければ目立たなくなりそう、と思いますがそうもいきません。金属特有の色味と光沢を再現するのはなかなか骨が折れます。

   Before   

補修後の画像が以下です。傷のついていた面だけを塗っているのですが、特に違和感なく馴染んでいると思います。

   After   

木材の場合はどんな傷でも殆どお応えできるのですが、アルミ補修は場所が悪かったり大き過ぎる傷はお断りすることもあります。
補修可否が気になる方は『お問い合わせ』ページから一度お問い合わせください。

床のへこみ、汚れ

フローリングなどの床材の傷でご要望が多いのがBefore画像のようなへこみ傷です。ある程度年数が経過していればおのずとできてしまうものです。一見するとあまり目立たないのですが、光が当たると傷がはっきり見えます。
また凹んだ部分はモップなどで磨き残しし易く汚れが溜まります。徐々に汚れで黒くなっていき汚く見えます。凹んでいる箇所だけ爪を立てて入念に磨くなんてことは面倒過ぎですね。それに、そんな拭き方をすると余計に凹みが深くなる危険もあります。
やはり綺麗に保ちたいなら補修しておくのが一番です。

  Before 

当店ならば木材の色、柄、木の種類は問いません。画像はフローリング材の物ですが、木材であればドアや柱であってもと同じ様に直すことができます。
不意にできてしまった傷でお困りの方は是非一度お問い合わせください。

  After 

貫通穴の穴埋め

フローリングや柱などの建材は丈夫に作られているので、どんなに強い衝撃を与えたとしてもせいぜいへこんだり表面がひび割れたりする程度で済みます。
しかしドアやクローゼット扉は2枚の木の板を表と裏に張り合わせてあるだけのことが多いので、あまり頑丈ではありません。そのような建材に強い衝撃を与えるとできてしまうのが貫通穴です。
Before画像が貫通穴の例です。へこんでるだけのようにも見えますが押すと簡単に沈み込むので、完全に表面の板を貫通しているのがわかります。大きさは直径10センチ程度です。

このレベルの傷ができると「買い直さなきゃ」と思ってしまいますが、新品買い替えは費用が掛かります。同じデザイン、規格の物が見つからないから枠組みごと新しくする必要がある、なんてことになれば10万円では足りません。

   Before   

しかしこのような底が抜けてしまった傷も当店なら補修可能です。以下の補修後画像をご覧ください。パテで穴埋めをしてその上から着色することで再生しています。元の状態が想像できないほど綺麗に塞がりました。
2枚目は少し遠景から撮った写真です。どこに傷があったかお分かりになるでしょうか?4枚ある板のうち左端が傷のあった場所になります。中央よりやや下辺りです。言われないと殆ど気にならないぐらいまで色味が馴染んでいると思います。

   After   

   After2   

お値段が気になる方は『施工費用』ページで参考価格がご確認いただけます。貫通穴の場合は「深い傷」と同じ値段設定になります。
正確な費用を知りたい方は是非一度お問い合わせください。

窓際の劣化

お家に出窓が付いている方も多いと思います。出窓の内側は大体物が置ける棚のようになっていると思います。ちょっとした収納スペースとして使ったり、花を飾ってオシャレに魅せることもできます。自由な使い方ができて便利ですよね。
ただ、窓際というだけあって直射日光がガンガン当たります。1~2年程度ならまず変化は無いと思いますが、5~10年と立てば他の場所より劣化が激しいことに気付くと思います。
Before画像は出窓の一部なのですが、表面にひび割れのような裂傷が入っています。これも劣化が起因になります。劣化でコーティングが弱ってくるとちょっとした衝撃で傷ができます。
劣化ではないですがシミも付いているので一緒に直したいと思います。

  Before 

補修後が以下です。割れて白くなっていた部分が無くなっていると思います。茶黒くなっていたシミも消えました。
今回程度の傷の大きさであれば全面的に直すような大袈裟な作業は必要なく、傷ができた部分だけをピンポイントで直せます。施工時間は2時間程度です。それぐらいなら補修の間部屋を空けておくことも難しくないと思います。
劣化が要因となる傷は1つできるとそこを起点にどんどん酷くなるので、お早目の補修をオススメします。傷は小さい内に直す方が安く早く補修できます。同じような状態にお心当たりがある方は、一度お見積りをご検討ください。

  After 

キッチンカウンターの原状回復

普段は指先程度の小さな傷、大きくても手のひらサイズの補修が殆どなのですが、大きな物でも時間は掛かりますが補修は可能です。今回はその一例をご紹介します。

対象はキッチンカウンターです。賃貸の原状回復になります。
以前の住民がよく利用していたのか、全体的にかなり表面が荒れています。表面のクリア層が一部剥がれ、その他も汚れや色あせで変色しています。
ここまで広範囲に劣化しているなら新品に交換したいところですが、カウンターは建具として組み込まれているので、取り換えるとなると最悪壁やキッチンを壊す必要が出てきます。そうなると原状回復というよりリフォームですね。そこまで費用をかけるのは貸主様としてはできるだけ避けたいところだと思います。
このカウンターを一日掛かりで補修してみました。

   Before1   

   Before2   

Afterが補修後の画像です。さすがに新品同然とまではいきませんが見違えるほど綺麗になったと思います。
補修方法は意外と単純で、表面を全体的に削って古い塗膜を削り落とし再コーティングしています。殆どの汚れは古い塗膜と一緒に削れましたが、それでも落ちないものは着色で隠しています。一見すると修復不可能に思えるボロボロな物でもここまで修繕することが可能です。

   After1   

   After2   

大きい物でも補修できます、というご紹介でした。注意点としては表面を削る際、かなり削り粉が舞う事です。周りが相当汚れるので人が住んでいる部屋ではこの補修方法は実質使えません。空き部屋の原状回復なら可能です。
賃貸を管理されている方で原状回復を請け負ってくれる業者をお探しの方は当HPの『お問い合わせ』ページをご利用ください。またLINE公式アカウントでも受け付けております。お問い合わせお待ちしております。