木目に逆らった擦り傷

フローリングの傷でよくある傷のひとつが擦り傷です。どんなに気を付けていても生活していればいずれ付いてしまう傷だと思います。
擦れた部分は表面のクリアが剥がれて脆くなってしまいます。更に深く傷が入るとカラー層まで剥がれてしまい以下のBefore画像のようにはっきり色が変わってしまいます。ここまで傷が行くと一目で傷が目に入るだけでなく、傷口から汚れや水分が浸み込んでしまいフローリングを傷めてしまう原因にもなります。早めの補修をオススメ致します。

   Before   

同じ擦り傷でもその向きによって直し易さは大きく違います。木目と同じ方向に付いた擦り傷なら色の落ちた部分に着色するだけで目立たなくなることも多いのですが、今回の例のように木目に逆らった擦り傷はそう簡単にはいきません。人間の目の特性で交差する線というのは目に止まり易いので、僅かな色の違いでも目立ってしまいなかなか隠れません。
補修後の画像が以下です。結構寄りで撮影していますが上手く馴染んでいると思います。補修時間は30分程度で、このサイズの傷にしては時間が掛かっています。

   After   

木目に逆らった傷は直し難しいので通常よりも高めの補修費を設定している業者も多いと思います。ですが当店はあくまで傷の大きさと深さでお見積り致しますので、そのような理由で高めに請求することは致しません。画像ぐらいの大きさなら通常通り5cm程度の浅い傷として扱います。
補修のお値段が気になる方は無料のお見積りをご利用ください。