時間が経った傷

窓枠にできた傷にお困りではありせんか?小さなものであれば知らない間にできてしまっているものだと思います。
また、窓の締め忘れで雨が入り込み水浸し。その結果表面がふやけてボロボロに。なんてケースもあると思います。

画像は窓枠にできたえぐれ傷になります。傷ができてから時間が経っていたようで、湿気を吸って傷口が黒く変色しています。傷口を触ると少し柔らかくなっていました。
こういう場合は敢えて傷口を広げて、腐りかけている部分を削り落としてから直した方が仕上がりが綺麗になります。

   Before   

   After   

今回は傷が小さかったのでそれ程木材が弱っていませんでしたが、やはり傷を直すのは早めの方が木を傷めずに済みます。
傷や湿気防止のためにコーティングされている表面とは違い内側は脆いです。えぐれ傷などで内側が剥き出しになると腐食が早く進行します。
あまりに腐食が酷いと補修不可になり、買い替えざるを得なくなります。そうなると数十万円という費用が掛かるので、そうなる前に早めに補修致しましょう。