木板の割れ

ご存じだと思いますが木は気温や湿度によって僅かに膨張したり縮んだりします。特に最近人気の無垢木材は天然木から切り出した物をそのまま加工して製造された建材なので、膨張率が合板よりも大きいです。膨張率が高いという事はそれだけ湿気を吸ったり吐いたりをしているという事で、お部屋の調湿効果が期待できます。

しかしこの膨張が原因でトラブルになる場合もあります。その例がBefore画像です。
少し分り難いですが真ん中あたりに1本黒い線が入っています。木板のヒビ割れなのですが、強い衝撃を与えたら割れたという事ではありません。おそらく木が膨張した際に隣り合う板と押し合い、その圧力で割れたのだと思われます。
割れた部分はささくれができて、素足で踏むと怪我をする可能性もあります。物を引っ掛けて傷口を抉ってしまう場合もあるので、傷が小さい内に直しておきましょう。

   Before   

以下が補修後の写真です。黒い線が消えているのがわかると思います。ささくれを除去し、なぞっても引っ掛かることがないように平滑にしましたので、踏んでも怪我をする心配はありません。
特に何もしていないのに気付いたら割れていた、という事例は意外とよく聞きます。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では子供が怪我をする恐れがあるので、お気付きの際は一度ご相談下さい。

   After